7月を振り返って  2023.8.2

早いもので、8月に入りました。一段と太陽の日差しが厳しく、毎日目が回りそうな暑さですが、ちばな保育園の子どもたちは元気いっぱい!毎日水遊びを楽しんでいます。

今日は、7月のちばな保育園の様子を振り返り、お伝えします。

7月1日には、夏まつりがありました。今年はコロナでの制限もなく、4年ぶりの通常開催となりました。当日はあいにくのお天気で遊戯室での開催、またたくさんの観客で急遽変更したことなどもあり、保護者に皆さまにはご迷惑をおかけしました。

各クラスで製作した七夕飾りもきれいでしたよ

遊戯室での開催で、観客席と子どもたちとの距離が近いこともあり、当日は緊張で固まってしまう子、泣けてしまう子、張り切ってお遊戯を披露する子…と様々ではありましたが、それぞれの今の園での姿を見ていただけたのではないかと思います。

白組(5歳児)は、ゑびす太鼓の演奏と遊戯を披露しました。堂々とした凛々しい姿に心打たれた方も多かったのではないでしょうか

3日にはみんなが楽しみにしていたプール・水遊びが始まりました!

これまではコロナの影響でプールは出さず、園庭での水遊びでしたが、今年は4年ぶりにプールも復活!新調した大きいプールに幼児クラスの子たちも大喜び!

毎日どのクラスもプール・水遊びをたのしんでいます♪

水遊びを楽しむ緑組(1歳児:上)と、初めてのプールを始める前に注意点を聞く白組(5歳児:下)の様子

また、7日には、7月の誕生会と七夕会を行いました。

夏野菜クイズ、7月の誕生児さんのお祝い、七夕のお話があり、この日の給食はクイズに出た夏野菜を使った夏野菜カレーと天の川スープ(オクラとそうめんのすまし汁)、おやつにはスイカが出ました。夏野菜は効果的に体を冷やしてくれるものも多くあるので、意識的に取り入れ、夏の暑さを乗り切りましょう!

他にも、5月に植えたさつまいもの苗は力強く成長し、葉っぱも立派になり畑を埋め尽くしています。

また、白組(5歳児)が6月に植えたジャンボひまわりもぐんぐん背が伸びてきています。

ひまわりのプランターの後ろには、駐車場のフェンスにツルを巻きつけたブドウもあります。こちらもだいぶ身が大きくなってきました。今後の植物の成長も楽しみです!

本格的な夏の暑さに負けず、しっかり遊び、食べ、水分補給・休息をとって、8月も元気に過ごしていきたいです!

6月誕生会  2023.6.22

少し間が空いてしまいましたが、6月22日に行われた誕生会の様子をお伝えします。

いつものように全クラスでお遊戯室の集まり、朝の歌を歌い、6月生まれの誕生児のお祝いが始まります。

6月生まれは少ないです。園長先生はお寺の仕事で不在出したが、園長先生も6月生まれです!

名前を呼ばれ、前に出て名前と年齢を言い、冠をかぶせてもらい、照れ笑い。みんなから歌のプレゼントでお祝いをしてもらい、うれしそうな誕生児さんです。

お祝いが終わると、先生による出し物「まる さんかく しかく クイズ」はが始まりました!

保育士の「クーイズ、クイズ!」の掛け声に、「なーにがクイズ?」と、子どもたちが答えます。

①丸は丸でもお料理に使う丸はなーんだ?」

丸い形から、何やら棒みたいなものが出てきて…

「フライパーン!」と、元気な声が聞こえます。 ちょっと簡単だったかな?

②コンコンコン…お咳じゃないよ。山に住んでいる三角。ぼくはだーれ?

ヒントがひょこっと飛び出すと、すぐに答えがわかったようです。答えは…キツネ!

③四角のシマシマ模様、海に住んでいるよ。

ヒントで、四角の向きが変わりヒレのような三角の形が出ると…「クマノミ!」と、素晴らしい答えが出ました!

④白と黒の模様のある丸はなーんだ?

これはヒントが出てもなかなか難しく…白と黒の模様の出方に惑わされ、最後まで「なんだろう?」と言っていました。

⑤ 最後のクイズです!

赤くて、あまーいさんかく、黒いつぶつぶもあるよ。なんでしょう?

答えはイチゴ!

みんなそれぞれの形から色々と想像して元気に答えていました!

楽しい誕生会になりました。

次回は夏まつりの様子をお伝えします。

夏まつりリハーサル 2023.6.21

ちばな保育園では、7月1日(土)に夏まつりを開催します。

これまではコロナの影響で開催できずに動画配信になったり、延期になったり…とこの4年、通常の形で開催ができずでしたが、ようやく落ち着いた状況で夏まつりができること、うれしく思います。

これまでのコロナ禍では、どの行事も工夫しながら行ってきました。その中で、今までとは違う新たな行事のやり方のいいところは残しつつ、今回の夏まつりを行います。

今日はその夏まつりのリハーサルを全クラスで行いました。

他のクラスのお客さんが見ている前でしたが、どのクラスも落ち着いて取り組んでくれました。

リハーサルのトップバッターを務めるのは、ちばな保育園で一番大きい白組(5歳児)の「ゑびす太鼓」です。

4月から毎週水曜日に少しずつ練習に取り組んできました。

全クラスが見ている前で、やる気十分!

白組 ゑびす太鼓

さすが4月から練習を積み重ねてきただけあって、みんなしっかり揃っていました。

他のクラスの子たちも憧れのまなざしで、見ていましたよ。

2番目は、乳児組・緑組(0・1歳児)。小さいながらも楽しそうに音楽に合わせて、体を動かし、かわいらしい姿を見せてくれました。

乳児、緑組 ちびっこマン体操

続いて桃組(2歳児)は、しっかり保育士の真似をして踊る子たちもたくさんいました。一人一人がにこにこと楽しそうです。

桃組(2歳児) バナナなの?

赤組(3歳児)になると、振り付けを覚えて自信を持って踊る子が増えます!

赤組 のりまきペラパリ音頭

黄組(4歳児)は、お客さんが見ていることで大張り切り!やる気満々でした。

黄組 にんにん忍たま音頭

そして最後は白組(5歳児)のお遊戯です。

これまたかっこいい姿を見せてくれた白組のみんな。

白組 爽涼鼓舞

今日は1回目のリハーサルでした。来週28日に2回目のリハーサルがあります。

そこで最終確認をし、本番を元気に迎えたいと思います。

夏まつり当日は、甚平や浴衣を着てお遊戯を披露します。

みんなのかわいく、てかっこいい姿を見られるのが楽しみです。

夏まつりの様子は、また7月にお伝えしますので、お楽しみ~。

5月の誕生会  2023.5.25

少し間が空いてしまいましたが、5月の誕生会の様子をお伝えします。

お遊戯室で全園児集まり、5月生まれの誕生会の始まりです。

みんなが揃ったら朝の歌を歌い、楽しみしていた誕生児さんの名前が呼ばれます。

5月は、乳児組(0歳児クラス)から白組(5歳児クラス)まで各クラスに誕生児さんがいました!5月生まれの先生も一緒にお祝いをします。

全員が舞台に上がると、一人ずつ順番に名前と何歳になったかをみんなで聞きます。

大きいクラスの子たちは、堂々と名前と年齢を答えてくれます。小さいクラスの子は、恥ずかしそうにしながらも、名前を言ったり、指で年齢を教えてくれたり、先生と一緒に答えてくれたりと、ほほえましい姿を見せてくれました。

誕生児さんにはお祝いのかんむりとみんなからの歌のプレゼントをし、そのあとは先生からのお楽しみ…「ばけばけ ばけたくん」のお話がありました。

食いしん坊のばけたくんがいろんな食べ物を食べて、その食べ物と同じ模様になってしまう…という楽しいお話です!

食べ物によって、ばけたくんがどのように変身するのか…想像を膨らませながらとっても楽しんでいた子どもたち♪

最後は5月生まれの子たちのお祝いで、バースデーケーキを食べた、ばけたくん。すると…

大きなケーキに、大変身~!!

さあ!みんなもお祝いしよう!みんなで、ばけたくんのろうそくの火を「ふぅー」と吹き消そう!せーの!

ふぅーーーー!

すると…

あれ?ばけたくんが消えちゃった…

ろうそくの火をみんなで吹き消すと、ばけたくんも消えてしまいました。

ばけたくんのお話はこれでおーしーまいっ!

楽しいお話に、みんな集中して聞き入っていました。

その後は、ケーキばけたくんと写真撮影をするクラスもあり、楽しい誕生会となりました。

さつまいもの苗植え 2023.5.12

先日、白組・黄組で園内にある畑でさつまいもの苗植えをしました。

苗植えにあたり、GW前に掘り返し柔らかくした畑の土から出ている雑草を白組さんに抜いてもらいました。

せっせと雑草を抜きながら、虫探しを楽しんでいましたよ♪

GWが終わり、楽しみにしていた苗植えです!

白・黄組さんの準備はバッチリ!張り切って畑に向かいます。

どのように苗を植えるか、真剣な眼差しで説明を聞くみんな。苗を一つずつもらい、スタートです!

畑に作ったうねに穴を開け、そこに苗を植えていきます。

「こうやってやるのー?」「これでいいの?」「できたよー!」と、次々楽しそうな声が聞こえて来ます。

苗は立たせるのではなく、寝かせて植えるのがポイント。

「苗はさつまいもの赤ちゃんだから、寝かせてあげて、土のお布団をかけてあげてね。」と伝えると、みんなピンと来たようで、しっかり寝かせ、優しく土のお布団をかけてくれました。

他のクラスも苗植えの様子を見に来て、畑に興味津々でしたよ。

園長先生がみんなの大事なさつまいもの赤ちゃんにお水をあげます。

初めは、水たまりができるくらいたっぷりの水をあげます。

植えてから1週間くらいはこまめな水やりが必要ですが、そのあとは自然にお任せ。

さつまいもは比較的、簡単にできるんです。

翌日、白組さんが水やりをしてくれ、その様子を黄組さんが見守ります。

苗植え後は暑さが厳しかったので、水やりもなかなか追いつかず、しなしな〜と元気のない苗でしたが、その数日後に雨が降ると…苗はピン!と元気いっぱい立ち上がりました!

自然の力はすごいですね!

今後は定期的にさつまいもの様子を見に行き、成長観察をしていきたいと思います。

第71回 ちばな保育園 入園式 2023.4.5

先日、ちばな保育園では第71回入園式が行われました。

今年度は1歳児~4歳児までの15名が、ちばな保育園に入園しました。

開花が早かった園庭の桜は、葉桜になりつつありましたが、気持ちも新たに新年度の生活がスタートします。

入園式当日は、保護者の方に手を引かれ嬉しそうな子、初めての場所・初めての人(職員)に緊張気味の子、元気いっぱいに園庭を走り回る子…と様々な姿が見られました。

式が始まり、園長先生のあいさつが終わると、職員紹介です。

これからみんなと過ごす保育士や看護師、調理員からも順番にあいさつをしました。

さあ、進級児さん・新入園児さんともにちばな保育園の子どもたちは1年でどのような成長を見せてくれるか、楽しみです!

お子様のかけがえのないこの時期の成長を、保護者の皆様と一緒に見守らせていただけること、嬉しく思います。

これから1年よろしくお願いいたします。

第70回 ちばな保育園 卒園式  2023.3.24

先日、第70回卒園式が行われ、白組(5歳児)22名がちばな保育園を卒園しました。

前日の雨で園庭に水たまりが残ったものの、卒園式当日は雨も上がり、いい日になりました。

白組の子どもたちがちばな保育園で全員揃うのも、この日が最後となります。

いつもとは違う雰囲気の中、緊張気味の様子でしたが、保護者の方や在園児代表の黄組(4歳児)さん、職員に拍手で迎えられ、少し照れた表情でほほえみながら白組さんが入場してきました。

園長先生からは、

「みんなには家族や周りの人、もの、生き物、食べ物…すべてに感謝(ありがとう)の心を忘れずに、これからも大きくなっていってもらいたいです。」と、話があり、みんな真剣に聞いていました。

園長先生のお話が終わると、卒園証書授与に移ります。

一人ひとり名前を呼ばれると、「はい!」と元気に返事をし、園長先生から卒園証書をしっかり受け取り、保護者の方に証書を渡しに行く堂々とした姿を見て、「立派になったなぁ…」と、しみじみ感じました。

また、その後みんなが元気に歌う姿や大きな声での呼びかけを見て、「大きくなったなぁ…」と、込み上げるものがありました。

長い子では6年間、赤ちゃんの頃からお預かりし保育をし、共に過ごしてきました。

在園期間に関係なく、このかけがえのない貴重な時期の成長を保護者の皆様と一緒に見守らせて頂けたこと、本当にありがたく、嬉しく思います。

これから先どこかでみんなが、ちばな保育園での楽しかった事や友達・先生のことをふと思い出してくれることがあれば嬉しいです。

みんなの中に少しでも幼い頃の楽しかった記憶として保育園での思い出が残ってくれると、私たちも保育者冥利に尽きます。

小学校は離れてしまうけど、離れていてもいつまでも友達だよ。

先生たちは保育園からみんなのことを応援しています!

またいつでも遊びに帰ってきてね。

卒園おめでとう‼︎

白組とのお別れ会  2023.3.17

先週、卒園を控える白組さん(5歳児)とのお別れ会がありました。

各クラス、白組さんのためにプレゼントを作り、当日は出し物を披露しました。

白組さんも一緒になって踊ったり、歌ったりして楽しみました。

各クラスが出し物を披露し、白組さんにプレゼントを渡すと、大喜びのみんな♪

白組さんからもお返しのメダルをもらい、在園児のみんなも嬉しそうです。

最後は、白組さんからも歌のプレゼントが。

白組さんからのプレゼントは、トトロのメダルでした!

明日はいよいよ、卒園式。

みんな揃って、元気な笑顔で卒園式が迎えられますように…

白組 うどん作り 2023.3.10

先日、白組(5歳児)でうどん作りが行われました。

今年度で退職する担任が、もうすぐちばな保育園を卒園するみんなとの思い出に…と、うどん作りを提案、企画、準備をし、当日を迎えました。

前々からこのうどん作りを楽しみにしていた白組さん。普段、みんなが何気なく食べている細長いうどんってどうやって作るの?何からできでいるの?というところから、うどん作りのスタートです。

うどんは、小麦粉と塩水からできています。小麦粉は、「薄力粉」と「強力粉」を合わせて「中力粉」にしたものを使います。きめ細かい粉にするために、みんなはざるを使って粉振るい。その様子に、「さらすな(さらさらした砂)みたーい!」と砂遊びを連想した様子。みんなの身近なもので例えると、確かに「さら砂」という表現はピッタリ!

振るった粉のきめ細かさに、「すごい、さらさらー!」と感動する子も。さら砂づくりと一緒だもんね。

粉を振るったら、塩を水に溶かし、振るった粉と塩水を混ぜ合わせます。

よーく混ぜて塩を水に溶かし、出来上がった塩水を粉と合わせて混ぜ混ぜ~

よく混ぜ合わせていくと…お団子のように丸くまとまってきました。

これを袋に入れ、一人ひとり順番に踏んでいきます。

わっせ、わっせ!イチ、ニ!イチ、ニ!よいしょ、よいしょ!みんなで順番に踏みながら、コシのあるおいしいうどんができるよう、歌います♪

みんなでいっぱい踏んでぺちゃんこになった生地を丸くひとまとめにしたら、しばらく生地を寝かせます。。

ここで午前中の作業工程は終了。

生地を寝かせている間、みんなは給食タイム。「うどん、どうなってるかなぁ?」と休ませている生地のことを気にかけながら給食を食べ、午後からの作業を楽しみに待ちます!

〜 午後 〜

少し膨らんだ生地を綿棒で伸ばし、半分にたたんだら、生地を切っていきます。

慎重に、慎重に… みんな真剣な眼差しです。

切った生地は半分になっているので、ゆっくりちぎれないように開きます。

ゆっくーり、ゆっくーり、慎重に開いたら、見慣れたうどんの形に!

「できた!できたー!」「うどんだー!」「なんかこれ、きしめんみたいじゃなーい?」と、嬉しそうな声が♪

確かにきしめんみたいだけど、ここにきてようやくみんなが見慣れたうどんの形になりました!

給食室にもっていき、みんなのうどんを茹でてもらいます。

大きなお鍋でみんなのうどんを茹でます。「素敵なうどんができたね!」と、ゆで時間を調整しながら調理員さんが茹でてくれました。湯切りをし、しっかり水で締めたら、ツヤツヤ・ピカピカの綺麗なうどんができました!

待ちに待った うどんとご対面~♪

せんせい、はやくたべようよー!

みんな待ちきれないご様子。

調理員さんが作ってくれたおつゆをかけて、いっただきまーす!!

うどんを前に待ちきれない様子のみんな。通常のおやつと手打ちうどんのスペシャルおやつです!

ツヤツヤでピカピカの自分たちで作ったうどん!

「ツルツルでつかめなーい!」「逃げちゃうよ~」と、うどんがうまくつかめなくても嬉しそう。やっとの思いで一口食べると「おいしーい!」「想像してたのとちがーう!」「もちもちだー!」とみんな大喜び!

しっかりコシのある、モッチモチのうどんに感激!すごーく、おいしかったです!

最後には「うどん、もっと食べたかったなぁー」という声も聞こえ、白組のうどん作りは大成功に終わりました。

手間がかかるからこそ、出来上がった時の喜びや感動は大きいものです。

自分たちで作ったからこそ、充実感や達成感、感動、おいしさも倍増!この経験が子どもたちの中に残り、大きくなった時にふと、「保育園の時、うどん作ったな~。」「うどん作り、楽しかったな~。」「あのうどん、おいしかったな~」と、思い出してくれると嬉しいです。

今回は、担任発案のうどん作り体験でしたが、このような特別感・ワクワク感を経験できる保育をこれからもしていきたいと思います。

たまちゃん・りさちゃんのとび出す紙芝居 2023.3.7

先日、ちばな会(ちばな保育園保護者会)から園児への進学・進級祝いのプレゼントとして行われた「たまちゃん・りさちゃんのとび出す紙芝居」。今日はその様子をお伝えします。

元気なたまちゃんとりさちゃんの登場です!

当日は乳児クラス(乳児・緑・桃組 0・1・2歳児)と幼児クラス(赤・黄・白組 3・4・5歳児)の2部制で公演してくださいました。

1部の乳児クラスの公演では「たのきゅう」という紙芝居を、2部の幼児クラスの公演では「たのきゅう」に加え、「紙芝居エクササイズ・桃太郎」を演じてくれました。

「紙芝居エクササイズ・桃太郎」ではラジオ体操の音楽に合わせ、ラジオ体操をしながら進む桃太郎のお話に、子どもたちも一緒に体を動かし大笑い。

桃太郎のお話に、ラジオ体操の動きがピッタリ!

りさちゃんとたまちゃんが登場人物になりきって、お話の始まりです。

「たのきゅう」

~ 昔、“たのきゅう”というみんなに人気の役者さんがおりました。ある日、たのきゅうのお母さんが病気になってしまい、たのきゅうは村へお母さんの様子を見に帰ることに。

たのきゅうの村は遠く、山をいくつも越えて行かなければなりません。ただ、その道中には世にも恐ろしい大蛇が出るといわれています。

たのきゅうは家路を急ぐものの、日が暮れてしまいあたりは真っ暗に…そこに一軒の山小屋が。たのきゅうはその山小屋で一晩過ごすことにします。

しばらくすると、一人のおじいさんがやってきて、たのきゅうに名前を尋ねます。たのきゅうを「たぬき」と聞き間違えたおじいさんは、「タヌキというが、うまく人間に化けておる。実はワシも爺さんに化けておるのじゃが、本当の姿は大蛇なのじゃ。タヌキ、お前を食ってやる!」

「ちょっと待ってください!どうか食わないで~」という、たのきゅうの言葉に、「では、どちらがうまいか化け比べをしようではないか。お前が勝ったら、許してやる。」と持ち掛け、化け比べが始まります… ~

たまちゃん・りさちゃんが、たのきゅうとおじいさん(大蛇)を愉快に演じ、マジシャンになったり、バルーンアートのお姉さんになったり、ダンサーや南京玉すだれの芸者さんになったりと、様々な化け比べを見せてくれました。

~ 2人は次々に化け比べを行い、気が付くと朝に。たのきゅうは疲れ果て、ちょっと一服と、たばこを吸い始めます。すると「やめてくれ~!わしはたばこの煙がこの世で一番大嫌いなのじゃー」という大蛇。大蛇はハッとし、「わしの嫌いなものを知ったからには、お前の嫌いなものも教えろ!言わねば食うぞ!」とすごむ大蛇に、たのきゅうは「あぁーーー!おっかねぇ…おっかねぇよー、おっかねぇ…」と、震えあがり怖がります。それを見た大蛇は「お金…お金…?金か!お前が嫌いなものは金だな!よし分かった」と、喜びながら、たばこの煙から逃げていきました。

たのきゅうは急いでおっかあのいる村へ向かい、息を切らしながら村につくと、昨夜のことを話しました。日頃から大蛇に苦しめられてきた村人たちは、たばこを吸いながら大蛇のもとへ向かいます。

大蛇が姿を現し、たのきゅうを探し回ります。

たくさんのたばこの煙に大蛇は苦しみながら「タヌキめ、よくもわしの嫌いなものを…許さんぞ!」と、怒りながら、たのきゅうを探し回り、追いかけます。たのきゅうのもとへ行くと、「タヌキめ、お前も苦しめー!」と、たのきゅうの嫌いなお金を次々と家に投げ込み、「参った~」というたもきゅうを見ると、笑いながら去っていきました。

たのきゅうは、このお金で村人たちと幸せに暮らしましたとさ。めでたし めでたし ~

観客席まで大蛇が出てきて驚く子もいましたが、みんなとても楽しんでいました。

園児参加型のとび出す紙芝居は、子どもたちも職員もとても楽しく、貴重な時間となりました。

★次回は、「白組うどん作り」の様子をお伝えします★