白組 うどん作り 2023.3.10

先日、白組(5歳児)でうどん作りが行われました。

今年度で退職する担任が、もうすぐちばな保育園を卒園するみんなとの思い出に…と、うどん作りを提案、企画、準備をし、当日を迎えました。

前々からこのうどん作りを楽しみにしていた白組さん。普段、みんなが何気なく食べている細長いうどんってどうやって作るの?何からできでいるの?というところから、うどん作りのスタートです。

うどんは、小麦粉と塩水からできています。小麦粉は、「薄力粉」と「強力粉」を合わせて「中力粉」にしたものを使います。きめ細かい粉にするために、みんなはざるを使って粉振るい。その様子に、「さらすな(さらさらした砂)みたーい!」と砂遊びを連想した様子。みんなの身近なもので例えると、確かに「さら砂」という表現はピッタリ!

振るった粉のきめ細かさに、「すごい、さらさらー!」と感動する子も。さら砂づくりと一緒だもんね。

粉を振るったら、塩を水に溶かし、振るった粉と塩水を混ぜ合わせます。

よーく混ぜて塩を水に溶かし、出来上がった塩水を粉と合わせて混ぜ混ぜ~

よく混ぜ合わせていくと…お団子のように丸くまとまってきました。

これを袋に入れ、一人ひとり順番に踏んでいきます。

わっせ、わっせ!イチ、ニ!イチ、ニ!よいしょ、よいしょ!みんなで順番に踏みながら、コシのあるおいしいうどんができるよう、歌います♪

みんなでいっぱい踏んでぺちゃんこになった生地を丸くひとまとめにしたら、しばらく生地を寝かせます。。

ここで午前中の作業工程は終了。

生地を寝かせている間、みんなは給食タイム。「うどん、どうなってるかなぁ?」と休ませている生地のことを気にかけながら給食を食べ、午後からの作業を楽しみに待ちます!

〜 午後 〜

少し膨らんだ生地を綿棒で伸ばし、半分にたたんだら、生地を切っていきます。

慎重に、慎重に… みんな真剣な眼差しです。

切った生地は半分になっているので、ゆっくりちぎれないように開きます。

ゆっくーり、ゆっくーり、慎重に開いたら、見慣れたうどんの形に!

「できた!できたー!」「うどんだー!」「なんかこれ、きしめんみたいじゃなーい?」と、嬉しそうな声が♪

確かにきしめんみたいだけど、ここにきてようやくみんなが見慣れたうどんの形になりました!

給食室にもっていき、みんなのうどんを茹でてもらいます。

大きなお鍋でみんなのうどんを茹でます。「素敵なうどんができたね!」と、ゆで時間を調整しながら調理員さんが茹でてくれました。湯切りをし、しっかり水で締めたら、ツヤツヤ・ピカピカの綺麗なうどんができました!

待ちに待った うどんとご対面~♪

せんせい、はやくたべようよー!

みんな待ちきれないご様子。

調理員さんが作ってくれたおつゆをかけて、いっただきまーす!!

うどんを前に待ちきれない様子のみんな。通常のおやつと手打ちうどんのスペシャルおやつです!

ツヤツヤでピカピカの自分たちで作ったうどん!

「ツルツルでつかめなーい!」「逃げちゃうよ~」と、うどんがうまくつかめなくても嬉しそう。やっとの思いで一口食べると「おいしーい!」「想像してたのとちがーう!」「もちもちだー!」とみんな大喜び!

しっかりコシのある、モッチモチのうどんに感激!すごーく、おいしかったです!

最後には「うどん、もっと食べたかったなぁー」という声も聞こえ、白組のうどん作りは大成功に終わりました。

手間がかかるからこそ、出来上がった時の喜びや感動は大きいものです。

自分たちで作ったからこそ、充実感や達成感、感動、おいしさも倍増!この経験が子どもたちの中に残り、大きくなった時にふと、「保育園の時、うどん作ったな~。」「うどん作り、楽しかったな~。」「あのうどん、おいしかったな~」と、思い出してくれると嬉しいです。

今回は、担任発案のうどん作り体験でしたが、このような特別感・ワクワク感を経験できる保育をこれからもしていきたいと思います。

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