たまちゃん・りさちゃんのとび出す紙芝居 2023.3.7

先日、ちばな会(ちばな保育園保護者会)から園児への進学・進級祝いのプレゼントとして行われた「たまちゃん・りさちゃんのとび出す紙芝居」。今日はその様子をお伝えします。

元気なたまちゃんとりさちゃんの登場です!

当日は乳児クラス(乳児・緑・桃組 0・1・2歳児)と幼児クラス(赤・黄・白組 3・4・5歳児)の2部制で公演してくださいました。

1部の乳児クラスの公演では「たのきゅう」という紙芝居を、2部の幼児クラスの公演では「たのきゅう」に加え、「紙芝居エクササイズ・桃太郎」を演じてくれました。

「紙芝居エクササイズ・桃太郎」ではラジオ体操の音楽に合わせ、ラジオ体操をしながら進む桃太郎のお話に、子どもたちも一緒に体を動かし大笑い。

桃太郎のお話に、ラジオ体操の動きがピッタリ!

りさちゃんとたまちゃんが登場人物になりきって、お話の始まりです。

「たのきゅう」

~ 昔、“たのきゅう”というみんなに人気の役者さんがおりました。ある日、たのきゅうのお母さんが病気になってしまい、たのきゅうは村へお母さんの様子を見に帰ることに。

たのきゅうの村は遠く、山をいくつも越えて行かなければなりません。ただ、その道中には世にも恐ろしい大蛇が出るといわれています。

たのきゅうは家路を急ぐものの、日が暮れてしまいあたりは真っ暗に…そこに一軒の山小屋が。たのきゅうはその山小屋で一晩過ごすことにします。

しばらくすると、一人のおじいさんがやってきて、たのきゅうに名前を尋ねます。たのきゅうを「たぬき」と聞き間違えたおじいさんは、「タヌキというが、うまく人間に化けておる。実はワシも爺さんに化けておるのじゃが、本当の姿は大蛇なのじゃ。タヌキ、お前を食ってやる!」

「ちょっと待ってください!どうか食わないで~」という、たのきゅうの言葉に、「では、どちらがうまいか化け比べをしようではないか。お前が勝ったら、許してやる。」と持ち掛け、化け比べが始まります… ~

たまちゃん・りさちゃんが、たのきゅうとおじいさん(大蛇)を愉快に演じ、マジシャンになったり、バルーンアートのお姉さんになったり、ダンサーや南京玉すだれの芸者さんになったりと、様々な化け比べを見せてくれました。

~ 2人は次々に化け比べを行い、気が付くと朝に。たのきゅうは疲れ果て、ちょっと一服と、たばこを吸い始めます。すると「やめてくれ~!わしはたばこの煙がこの世で一番大嫌いなのじゃー」という大蛇。大蛇はハッとし、「わしの嫌いなものを知ったからには、お前の嫌いなものも教えろ!言わねば食うぞ!」とすごむ大蛇に、たのきゅうは「あぁーーー!おっかねぇ…おっかねぇよー、おっかねぇ…」と、震えあがり怖がります。それを見た大蛇は「お金…お金…?金か!お前が嫌いなものは金だな!よし分かった」と、喜びながら、たばこの煙から逃げていきました。

たのきゅうは急いでおっかあのいる村へ向かい、息を切らしながら村につくと、昨夜のことを話しました。日頃から大蛇に苦しめられてきた村人たちは、たばこを吸いながら大蛇のもとへ向かいます。

大蛇が姿を現し、たのきゅうを探し回ります。

たくさんのたばこの煙に大蛇は苦しみながら「タヌキめ、よくもわしの嫌いなものを…許さんぞ!」と、怒りながら、たのきゅうを探し回り、追いかけます。たのきゅうのもとへ行くと、「タヌキめ、お前も苦しめー!」と、たのきゅうの嫌いなお金を次々と家に投げ込み、「参った~」というたもきゅうを見ると、笑いながら去っていきました。

たのきゅうは、このお金で村人たちと幸せに暮らしましたとさ。めでたし めでたし ~

観客席まで大蛇が出てきて驚く子もいましたが、みんなとても楽しんでいました。

園児参加型のとび出す紙芝居は、子どもたちも職員もとても楽しく、貴重な時間となりました。

★次回は、「白組うどん作り」の様子をお伝えします★

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